差し押さえられた不動産でも売却できる?任意売却についても解説
2025/05/25
住宅ローンの返済が難しくなり、
ついには「不動産の差し押さえ」という通知が届いてしまった――そんな時、「もう売却はできないのでは?」と不安になる方も多いはずです。
しかし実は、差し押さえられた不動産でも売却する方法が存在します。それが「任意売却(にんいばいきゃく)」です。
この記事では、差し押さえ後の不動産売却の可否や任意売却のメリット・流れについてわかりやすく解説します。
目次
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差し押さえとは?
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差し押さえられた不動産は売却できるのか?
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任意売却とは?
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任意売却のメリット・デメリット
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任意売却の手続きの流れ
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任意売却を成功させるポイント
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よくある質問(FAQ)
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まとめ
1. 差し押さえとは?
「差し押さえ」とは、借金(主に住宅ローンなど)の返済が滞った場合に、
債権者(主に金融機関)が裁判所を通じて債務者の不動産を強制的に処分する手続きです。
差し押さえが実行されると、不動産登記簿に「差押」の記載がされ、自由に売却できない状態となります。
2. 差し押さえられた不動産は売却できるのか?
差し押さえが入っても、「まったく売却できない」わけではありません。
実は、債権者(金融機関など)の同意があれば売却可能です。その方法が「任意売却」です。
競売にかけられる前であれば、任意売却を選択できる可能性が十分にあります。
3. 任意売却とは?
**任意売却(任売)**とは、住宅ローンなどの返済が困難になった際に、債権者の同意を得て、不動産を市場価格で売却する方法です。
差し押さえ後でも、競売前であればこの方法を選択することができます。
4. 任意売却のメリット・デメリット
メリット
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競売より高く売れる可能性が高い
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引っ越し時期を相談できる
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周囲に知られにくい(プライバシーの保護)
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残債について分割返済の交渉が可能
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デメリット
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債権者の同意が必要
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信用情報に事故情報(ブラック)が登録される
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手続きが複雑で専門家のサポートが必須
5. 任意売却の手続きの流れ
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専門業者や不動産会社に相談
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債権者(銀行など)へ任意売却の打診・同意取得
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不動産の査定・売却活動開始
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購入者が見つかり次第、債権者の最終同意を得る
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売買契約・引き渡し
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売却金からローン返済(不足分は今後の相談へ)
6. 任意売却を成功させるポイント
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早期相談がカギ:競売に移行する前に動き出すことが重要です。
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経験豊富な不動産会社に依頼:任意売却の実績がある専門家を選びましょう。
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複数の債権者がいる場合は調整が必要:交渉力が問われます。
7. よくある質問(FAQ)
Q1. 任意売却と競売の違いは?
A. 任意売却は市場価格に近い価格で売却できますが、
競売は一般的に6〜7割程度の価格で落札されるケースが多く、債務がより多く残るリスクがあります。
Q2. 残ったローンはどうなる?
A. 売却してもローンが完済できない場合、残債は原則返済義務があります。ただし、債権者と交渉し、無理のない分割返済を提案することも可能です。
Q3. 任意売却にかかる費用は?
A. 売却代金から仲介手数料などの費用が支払われるため、原則として持ち出し費用は発生しません。
8. まとめ
差し押さえられた不動産でも、任意売却という手段を使えば売却が可能です。
競売を避け、少しでも良い条件で再出発したいとお考えであれば、早めに専門家に相談しましょう。
私たちは、任意売却の実績も多数ある不動産会社として、皆様のお悩みに寄り添いながら、最善の方法をご提案いたします。お気軽にご相談ください。
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